競合他社が動画制作して、YouTubeやホームページにアップしている様子。またSNS等で動画制作に興味をもたれている方が非常に増えてきております。
5Gの時代に突入し、通信速度と通信料金の変化によりスマホで気軽にどこでも動画を見れる様になりました。動画の存在は今後より身近な存在になり、訴求効果の高い動画制作の需要が急速に増えております。
なぜ動画は訴求効果が高いのか
皆さま【3Vの法則】をご存知でしょうか?
1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則です。人間がコミュニケーションをとる時に、どの様な情報をもとに印象を決定するか?を検証し割合を示しました。3Vとは、Verbal(言語)、Vocal(聴覚)、Visual(視覚)。3つのVの事です。この3Vは、人の記憶に影響をあたえる3要素となります。
1、55% 視覚(見た目、しぐさ、表情など)
2、38% 聴覚(声の大小、話す速度など)
3、 7% 言語(言葉意味、話の内容など)
動画には、〝文字〟〝音(声)〟〝映像〟3Vすべての要素を含む事が出来るので、沢山の情報を効率的に短時間で伝える事が可能になります。
1分間の動画に含まれる情報量は文字情報にすると約180万単語!テキスト&写真情報の約5000倍と言われいます。WEBページで換算すると約3600ページを1分で伝える事ができると言われており効果は計り知れません。
例えば、夏にキンキンに冷えたビールで乾杯!と文字と写真の広告ポスターを見るよりも、ビールのCMでビールをグラスに注ぐシーンの「トクトクトク」の音や泡の映像、カンパーイ!と嬉しそうな表情や声が入った動画で見るのでは、同じ飲みたい!でも強弱の違いがでますよね。この様に動画は視聴者に強い印象とイメージをあたえ高い訴求効果を得る事が出来ます。
膨大な情報を短時間で効率的に伝える事ができ、高い訴求効果があるので動画の必要性はこれから更にあがると思います。
動画制作において一番大切な事!
クオリティ、企画力、価格、納期など様々あると思いますが、Go-studioでは何の為に動画制作するか!を一番大切にしております。
当たり前でしょ。と思われるかも知れませんが一番大切であり実は一番難しいです。
例えば、社長は新規顧客獲得を一番の目的としており、商品企画は商品PRを一番の目的と考え、人事部は新しい人材確保を一番の目的としている。
この様な時に、一番やってはいけないのが全部入れて動画制作するミックス弁当理論です。お弁当の新規メニューを開発する時に、私はお肉をメインに、私は魚をメインに、私はヘルシーな野菜をメインに。とメニューを決めきれないので全部入れてミックス弁当。新規メニューのはずが新鮮味もインパクトもなく、誰の心にも刺さらない新規お弁当の完成です。
それよりも、今回は山形県の黒毛和牛専門店から仕入れた米沢牛メインのステーキ弁当!とした方がインパクトもあり食べてみたい。と訴求効果も高いですよね。
この様に目的や目標(ゴール)が曖昧な場合は、社内での〝何の為〟の統一の作業は結構大変ですが結果を出す為に目的を必ず1つに決めて頂きます。この目的や目標(ゴール)で妥協して、そうですね。そうですね。とご要望通りで満足のいくスタイリッシュな動画制作はある意味簡単に制作出来ます。社内での目的調整も不要ですし、お客様のご要望をすべて反映した気持ちの良い満足のいくスタイリッシュな動画制作ができますから。ただ、最初はいい動画が出来たと満足するかも知れませんが、何の為の動画制作だったかを思いだした時に結果に繋がっていなかった事に気がついた場合。その様な結果は私もクライアントさまも後悔しか残らないからです。
簡単に一例だけ書きましたが、動画制作で一番大切な【何の為に制作するか】を明確にする事が非常に大切になります。また、次に大切なのは【誰に何を届けるか】となります。
一番の目的が明確になった段階で、目的を更に明確にしていきます。
例えば、新規顧客獲得が動画制作の目的であれば、どのような新規顧客を獲得したいのか?ペルソナ設定は?現状の集客方法は?リピーターの状況は?自社の強みは?など深掘りしてブランディングの状況なども確認します。
次に、誰に届けるかを明確にすると、その方に想いを届けるにはどのような内容の動画が一番効果的に伝わるかを模索して動画制作を行います。
次回は、なぜブランディグ動画制作が必要かを書かせて頂きます。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。